2024/10/18 06:09
似顔絵コーヒー coffee portrait(コーヒーポートレート)とは?
coffee portrait(コーヒーポートレート)はお客様からお写真をもらい、キャニスターの蓋の表に似顔絵、裏にメッセージを刻印したギフトをおつくりするお店です。今日はそのコーヒーポートレートを創業した私についてお話します。coffee portrait(コーヒーポートレート)はお客様からお写真をもらい、キャニスターの蓋の表に似顔絵、裏にメッセージを刻印したギフトをおつくりするお店です。今日はそのコーヒーポートレートを創業した私についてお話します。
coffee portrait(コーヒーポートレート)を作る人
コーヒーポートレートは、私一人で運営しています。
学生時代はカフェチェーンで3年間アルバイトをし、その後は大手コーヒーメーカーに就職。約10年間勤務しておりました。
東京で暮らしておりましたが、出産を機に地方へ引っ越しすることになり、
大好きなコーヒーを仕事を継続したいという気持ちから、このコーヒーポートレートを立ち上げました。
学生時代のコーヒーの経験
高校生のとき、なにになりたいか?と自分に問うたときに、漠然と「自分の好きな空間を作り出したい。カフェとかかっこいい」そう思いました。そこからカフェ巡りを趣味にして、カフェ開業を夢に見ていました。
母には、「カフェ開業の専門学校に通いたい!」といったのですが、「進路の幅を広げられるように大学には進みなさい」と言われしぶしぶ大学に進学しました。
そして進学してから、カフェチェーンでバリスタとしてアルバイトしつつ、バイト代をラテアート講座に費やしてラテアートの習得をしました。
大手コーヒーメーカーに就職・開発業務
そして、大学3年の就職活動。カフェの開業資金を得るためにも、まずは就職しようと考えコーヒーに関わる企業で就職活動を行っていました。そしてもともとアルバイトを行っていたカフェのコーヒーを製造・卸しているコーヒーメーカーに就職することができました。
就活中も「開発がしたい」と懇願した甲斐があり、すぐに開発部に配属されました。
開発部にいた際は、
①スーパーに売り出される家庭用レギュラーコーヒーの企画開発
②カフェにおろされる業務用レギュラーコーヒーの開発
を行っておりました。
ブレンドから粒度、コンセプト、規格設計など行っていたのですが、自分の作ったコーヒーが世に売りださせれることはとっても嬉しかったです。コーヒーの産地や、粒度、焙煎度、品種、精製方法で大きく味がかわること、ブレンドや淹れ方で好みの味が作れることなど、コーヒーの奥深さを知りました。
品質保証部に移動してから
品質保証部に移動してからは、HACCPやISO22000など、食品の衛生に関することやマネジメントシステムを勉強しながら、食品表示のチェックやクレーム・監査の対応など行っておりました。「自分たちが作ったコーヒーをお客様に安心・安全に届けるには」ということを身をもって学ぶことができ、非常に良い経験でした。真面目にコーヒーづくりに取り組む姿勢を身に着けることができたと思います。
出産・引っ越し
出産を経て、地方へ引っ越しすることになった私は会社を辞めることとなりました。地方といっても本当に山の奥です。近くにカフェや働けるところなどほとんどありません。子供もまだ小さいので、子供の近くにいながらコーヒーの仕事を続けるには…と自問自答しておりました。
カフェを開くにも、資金の問題と人が来るかという問題と、いろいろ考えた結果。まずはネットショップでコーヒーを売ろうと考えました。
得意なことを活かして、唯一無二のサービスへ。
コーヒーをネットで売るといっても、コーヒー市場は飽和状態です。コーヒーの原価も上がっているし、近くには安くておいしいコンビニコーヒーだってあるし。じゃあどうやって付加価値をつける?どうしたら私のコーヒーを買ってくれる?考え付いた先は、「その人だけの特別なコーヒー」を作ることでした。お客様から写真をもらって、似顔絵とメッセージをキャニスターに刻印する、そういった個人向けサービスなら大手も参入できない、イラストとコーヒーが得意な私にしかできないなと思えました。
特別なコーヒーギフトとして開業準備中。
特別なときに、購入してほしいから。受け取った誰かが笑顔になってほしいから。だから私はブレンドにもこだわるし、美しさにもこだわります。送った人・もらった人が満足できるように。ひとときの幸せを感じられるように。コーヒーポートレートはそんな思いで作っています。現在は営業許可の申請をしており開業を進めております。皆様に早くお届けできるように頑張っておりますので、どうぞ応援よろしくお願いします。